休職中の過ごし方

体が重く、思うように動けなかった。吐き気もあった。無気力で何もしたくなかった。

ある日母の勧めもあり、花屋さんで花を買って帰ってきた。それからは横になっているか、花を眺めているかの日々。お花に癒されていた。

休職して数ヶ月後、両親に連れられ自然のあるところへドライブにも行った。相変わらず外出すると吐き気とだるさが強くなるが、自然には癒された。深く呼吸できた気分になった。

病院に行くのも電車に乗ることができず親に連れて行ってもらっていたが、徐々に一人で外出できるようになっていった。

症状が落ち着いてからは、本を読めるようになった。

彼とはその間も毎日連絡を取り合っていたが、なかなか本音を言えなかった。彼の精神バランスを崩しかねないから。

彼が不安定になり、夜中に電話くることもしょっちゅうあった。彼の調子が悪いと私も悪くなった。

今は二人とも安定しているのが幸い。